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名大附中過去問挑戦 理科「水の三態」その2

こんにちは。

前回の問題は、こちらでしたね。

meimeiww3.hateblo.jp

今日は、(2)水の状態変化による、体積の変化について考えます。

水が氷になると体積が変化することを確かめるには、どのような実験をしたらよいでしょうか。

まずは試験管に水を入れて温度計も入れ、水面の高さに印をつけておきます。あとはその試験管を、氷と食塩を入れたビーカーに入れて冷やします。温度計が示す温度が0度から再び下がり始めたら、試験管の中の水がすべてこおった合図なので、氷の最上部の高さを印と比べます。

図で示すとこんな形になります。

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ちなみに、氷の体積は水と比べるとどうなっていますか。

そうですね、大きくなっています。

ほとんどの物質は、気体で一番体積が大きくなり、液体、固体となるにつれて体積が小さくなるのに対して、水は固体の方が液体よりも体積が大きくなるという特徴がありましたね。

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水はこおらせると体積が大きくなるので、飲み物の容器などには「こおらせないでください」と書かれていることがほとんどです。容器のままこおらせると、中身の体積が大きくなり、容器が破裂する可能性があるからです。